リハビリテーション技術科

リハビリテーション技術科について

理学療法・作業療法・言語聴覚療法の3部門がそれぞれの専門性を活かしながら、患者様の能力を可能な限り引き出し、自立した生活の獲得を目標に個々に合ったリハビリテーション医療を提供します。
また、二戸地域リハビリテーション広域支援センターの指定を受け、研修会の開催を主に二戸圏域の機能訓練事業への参加やリハビリテーションに関する相談に応じております。

基本理念

  • 患者様の「尊厳ある自立」と「その暮らし」を守ります。
  • リハビリテーション科学の探究と創造、技術と資質の向上に努めます。
  • 地域に必要な提言と社会的行動を行います。

基本方針

  • 急性期における専門性の高いリハビリテーション医療を提供する。
  • 科学に基づく各専門の研究と研鑽に努め、安全で効率的な業務を推進する。
  • 二戸広域圏における地域医療・福祉との連携に取り組む。

施設基準と対象疾患

  • 脳血管リハビリテーション料Ⅰ
    脳出血、脳梗塞、くも膜下出血、パーキンソン、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症、ギラン・バレー症候群等
  • 廃用症候群リハビリテーション料Ⅰ
    外科術後、消化器系、泌尿器系等の不動や低運動、臥床に起因する不活動状態の患者
  • 運動器リハビリテーション料Ⅰ
    骨折、人工関節、靱帯腱損傷、脊椎症等
  • 呼吸器リハビリテーション料Ⅰ
    肺炎、慢性閉塞性肺疾患、無気肺等
  • がん患者リハビリテーション料
    食道癌、肺癌、縦隔膿瘍、胃癌、肝臓癌、胆のう癌、膵臓癌、乳癌、脳腫瘍、血液腫瘍、骨転移等
職員体制(令和4年7月現在)
理学療法士 9名
作業療法士 4名
言語聴覚士 3名

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の仕事

リハビリテーション医療は病気やケガでいろいろな障がいのある人に対して、その障がいを可能な限り回復させ、残された能力を最大限に高めて、身体的・精神的・社会的に生きがいのある生活を送れるように援助します。
理学療法士は事故や病気による障がいのために、日常生活動作が難しくなった人に対し、運動の専門家として、その動作能力の回復や残った運動機能を最大限に発揮するための治療・指導を行います。作業療法士は身体機能訓練や書字・ぬり絵等の手作業、着替え・整容・食事・排泄等の日常生活動作といった「作業活動」を通して日常生活を送れるように援助を行います。言語聴覚士はコミュニケーション、注意・記憶等の高次脳機能、食べること・飲み込むことに関する治療を行います。